すべての手術、肌レーザー(ボトックスを除く)の施術後には、アフターケアとしてヒーライトレーザーが無料で提供されます。
ヒーライトとは、肌のさまざまな細胞の機能及び活動性を向上させる特別な種類の光を利用した治療機器。
※(写真・キャプションともにBIO美容整形外科のHPより)
なぜ、これほどまでに韓国で美容整形が発展したのでしょうか。
世界に名だたる韓国美容の現状。韓国を代表する整形外科医が初めて日本のメディアに、その歴史と技術、発展の経緯を話してくれました。
わたしの診療は、外見を美しく飾るものではなく、
容姿によるコンプレックスを
自信に変えることを目指しています。
誰もが「美しい自信」を得られるように願って
最善を尽くします。
わたしの診療は、
外見を美しく飾るものではなく、
容姿によるコンプレックスを
自信に変えることを目指しています。
誰もが「美しい自信」を
得られるように願って
最善を尽くします。
パク・ジェウ「BIO整形外科」院長
(韓国江南エリア・新沙)
ソウルの江南(カンナム)エリア・新沙(シンサ)にある「BIO(ビー・アイ・オー) 美容整形外科」院長。大韓整形外科医師会副会長、レーザー整形研究会会長などを歴任、アメリカ整形外科学会国際会員など15年以上に渡る豊富な臨床経験から海外の医師のための研修も多い。
「BIO」は韓国内外で名高い整形外科で、美容整形に関しては肌管理を含めたトータルエイジングケアをモットーに最新の美容事情をいち早く取り入れた、アンチエイジングや美白を目的とした肌レーザー、輪郭整形術「アキュスカルプ」をはじめとした脂肪移植などが人気。最初の相談から施術、術後の管理まで、すべての患者をパク院長自身が直接面接・確認する。日本語のできるコーディネーターも常駐しておりコロナ前は約半数の患者が日本人だった。
おしゃれエリア・カロスキル(新沙洞 街路樹通り)近くにあり、最寄り駅は新沙(シンサ)駅。
親しみやすいお人柄。施術についての不安や悩みなど何でも安心して相談できます。また、美容整形外科医として韓国随一の腕前を誇るパク・ジェウ院長。精巧な技術と患者さんひとりひとりに寄り添う診療は評判が高いです。
BIO美容整形外科はビルの2階から5階にある。最新の医療機器や充実した設備は韓国でも有名です。
清潔感と高級感あふれるBIO美容整形外科の院内。
日本語のコーディネーターが常駐し、日本からの受診者も多いです。
ソウル江南(カンナム)地区は美容整形外科のクリニックが居並ぶ美容先進国・韓国を象徴するエリアです。富裕層の住まいが多く、なかでも「狎鴎亭(アックジョン)」は、高級ブランドショップや高級レストランが軒を連ねるセレブリティの街であるとともに、韓国の美容ビジネスが始まった最前線エリアです。その後に続いた江南地区とともに、今や世界中の有名人が施術を受けるために訪れるほどこれらの街を韓国美容の聖地に変えたのは何だったでしょうか。
この地で最も信頼をされ、外見の美しさとは何かを知りつくしたパク「BIO整形外科」院長に韓国美容の発展の経緯をお聞きします。
いま私はレーザー整形外科の研究会会長を6年間務めています。その前の2年間は脂肪移植整形外科の研究会会長をしていました。私は整形外科医としての務めを行いながら、まぶたの二重手術や顔の手術も数多く行っていますが、加えて、皮フの手術や治療も行っています。60年代からこれまで、私たちは形成外科として顔や体のどこかの部分をよりよく作り変えることを主にやってきました。それで充分な満足感を得てもらいましたが、ある時、手術後に私は「何か、足りない」と思うようになったのです。それが皮フのテクスチャー。手術の仕上げとしての「皮フ管理」です。
整形外科を受診して治療や手術を終えて目的を達すると、これまでは必ずといっていいほどその後に誰もが皮フ科を受診しました。すると皮フ科の先生は肌の短所を見つけて、どうすればいいかを考えるわけですが、なぜ整形に来ていながら皮フ科にも行かなくてはいけないのか? それは整形後の自分にふさわしい皮フのテクスチャーの変化が必要だからです。だからと言って皮フのテクスチャーを先に変化させれば、その時はいいのですが、整形の手術に癒着などの不都合が生じてしまいかねないのです。整形をしてからテクスチャーを変化させることで整形は完了し、全体的に評価もよくなります。今は整形と皮フ科を別々に受診するのではなくて同時に受ける時代。皮フ管理をしないと整形は完了しないのです。
かつては、たとえば肝斑(シミ)ができたら治療をしました。今はできる前に手当てをすれば、あまりできなくなります。それは若返るというより、もう1段階上げる「予防」です。肌に問題の少ない若いときから皮フの管理を徹底すれば、皮フは健康で美しいだけでなくシミも出てこない。それが予防であり、予防にこそ気を使うべき時代になりました。
いま、江南(カンナム)地区に500~600の整形外科専門のクリニックがあります。専門医は1000人以上いるでしょう。ここだけでそれほどの人数ですから全国の整形外科専門医はと言えば、3000人以上になります。また、カンナム、ノニョン、新沙、狎鴎亭のエリアを合計すると、整形外科専門のクリニックは600、そのほかの一般医院を合わせると1500になると思います。これほどの激しい競争が国内で続いてきて、それぞれが努力を重ね研鑽を積んできたから韓国の整形外科は大きく発展をしました。競争をすることで発展してきたといえます。
カンナムエリアになぜ、これほどの専門のクリニックが集中したかといえば、ここが新しい都市だったからです。最初にできた街がセレブたちの狎鴎亭(アックジョン)で、やがて若い人が集まってきましたから整形外科のクリニックが入りました。そうして狎鴎亭が大きくなると、また新しい街ができました。それが、カンナムです。そうしていまは新沙やカロスキル。若者の行くところに整形外科の専門クリニックや駅ができて、クリニックができると若者がやってきて、さらにクリニック数が増えていったわけです。とくにカンナムエリアは整形で世界的に有名な街になりました。
韓国は、お年を召した方でも美容に関心が強くて、ほかの人よりももっときれいになりたいというより、ただ若くいたいのです。そのような欲求が強い。若くいたくてきれいに生きたいという気持ちが強いのです。これは国民性ですね。韓国の化粧品のなかでもっとも強いのは、カラーメイクアップです。中国は中国独自の色をそのまま使っていて、日本もそういう部分があります。ところが、韓国はといえば、どんな色でも「Why not?」という気持ちが大きくて、自分がいいんだからいいじゃないか(笑)、という気分が韓国の美容や化粧品を成長させました。
美容整形を利用するのは、最近は小学生から70代、80代まで、もう年齢は関係がありません。お母さんたちは、子どもの目の手術は早くしなければと言います。卒業写真を撮らなければならないからです。卒業写真はこのあとの子どもの人生に、ずっと本人を示すものとしてついてまわるからと言います。それは決して悪いことではなくて、子どもに自信をつけるためでもあります。私が交換講師でアメリカにいたとき、隣の家のお父さんから、子どもが部屋から出ないので目の手術をしてもらえないかと頼まれたことがありました。二重の手術などのいくつかを行ったのですが、その子どもは完全に外交的になりました。整形にはそういう肯定的な部分があります。幼いときに行うのは、鼻ではなく、まず目の手術です。なぜなら性格が変わる可能性があるからです。
70歳でも80歳でも韓国人は整形をします。なぜなら自分が若くいたいからです。事実若くなります。すると健康になります。活動量が多くなるからですね。年をとって見える人ほど活動量が少ないものです。それが整形によって若く見えるようになり精神的にも若くなって外にも出かけるほど活動量が増え、結果として健康になるという、本当にそうなのです。だから、年齢に関係なく、外国からも整形のために私のもとを訪ねてくれます。あるいは健康的な皮フを維持するためにという方もいらしてくださいます。そこには整形外科医としての技術への信頼もありますが、この国のサービスの差もあると思います。私のクリニックに日本で10年間暮らした看護師がいます。彼女は日本人がクリニックにやってくるとまるで家族のように接します。そのせいか、日本の人が韓国にいらっしゃると、どなたも韓国スタイルに変わるようです。外国からわざわざ韓国にいらっしゃるのですから、それだけ韓国を好きになってくださる様子が伝わってきます。
私のクリニックの患者数は、いま外国からの方と韓国人が半々です。コロナ前は全体数も多くて、50%が日本人。ロシア、中央アジア・東南アジアで25%、韓国人が25%でした。日本人のための治療はボトックスや水光注射を基本として、主に、皮フ美容、レーザー、二重。最近は顔への脂肪移植をよくやっています。
整形だからと言って、個性ある一人ひとりに同じ施術を行うことを私はやりません。結果として同じ二重、同じ鼻、似たような顔になることも行いません。人それぞれにはっきりと違いがあるのですから、顔も体もその個性にあわせて手術なり治療を行うことをもっとも大事にして、無理をしないで一人ひとりに向き合うことこそ重要だと考えています。このBIOクリニックは、各分野の研究会で経験を積んだリーダー的存在の医師7名がパートナーとなって一緒に仕事をしています。皆、自分の哲学をしっかりと持って臨み、互いの存在が研鑽となるように仕事をしています。
すべての手術、肌レーザー(ボトックスを除く)の施術後には、アフターケアとしてヒーライトレーザーが無料で提供されます。
ヒーライトとは、肌のさまざまな細胞の機能及び活動性を向上させる特別な種類の光を利用した治療機器。
※(写真・キャプションともにBIO美容整形外科のHPより)
ジーニアスレーザー(G)、モザイクレーザー(M)、ピコレーザートーニング(P)の3種類のレーザーの頭文字をとった、人気の肌レーザープログラム。スタンダードコースとして、ジーニアスレーザーの代わりに、スカーレットレーザー(S)を含む「SMPレーザー」もあります。